Works

  • 株式会社 資生堂
  • 「BEAUTY SQUARE」 Interactive Installation
  • SPATIAL EXPERIENCE2020.12.02

2020年6月18日、資生堂が”ビューティを発見し・遊び・シェアする体験発信型スポット”として、原宿にBeauty Square(ビューティー・スクエア)をオープン。SPECIAL REQUESTは店内で常設されるインスタレーションのクリエイティブディレクションを担当しました。

テーマは「BEAUTY LINK」

あらゆる「美」がここに集まり、様々なカルチャーとリンクしながら循環していく場所であることを表現。原宿の新たなランドマークとして機能し、様々な人がこの場所に集い、新しい原宿の景色を作っていく。

インタラクティブコンテンツのベースとなる、様々なカラーで構成されたスフィアー(球体)のモチーフは、美の多様性を意味します。スフィアーと様々な形状のモチーフが関係を持ちながら絶え間なく変化していく様は、あらゆる「美」がここに集まり、様々なカルチャーとリンクしながら循環していく場所であることを表現しています。

インタラクティブのパートでは、様々なカラーのスフィアーの中に入った世界、つまり多様な美の個性そのものを映し出します。遊び心に溢れながらも、表現方法がひとつひとつ異なった美の個性に直接触れ合い、LEDの映像、キネティックライト、ムービングライト、音響、すべてが一体となった演出で五感を刺激し、その人自身が持つ美の個性を引き立てます。


キネティックライトはただの照明ではなく、美の多様性・個性を意味するスフィアーのデザインの一部であり、それぞれの色や動きが連携することで空間的な奥行きが感じられ、映像だけでは表現できない没入感と躍動感が生み出されます。連携に最適なデザインのサイズ、キネティックライトの動きの特性に合わせたモーションのつけ方等、実際に何度も繰り返し検証を行い、演出の調整に最も時間をかけました。


さらに、スフィアーとキネティックライトとの連携を高めるために、およそ15分に1度、BEAUTY SQUAREのロゴが表示されスフィアーとキネティックライトが完全にシンクロするパートを設けています。それがビジュアル・アイデンティティの役目を果たし、2つの関係をよりわかりやすいものにしています。

このインスターレションは、体験を極力シンプルにし、言語・年齢・性別を問わず誰でも簡単に体験できるように設計されています。

CREDIT INFO

Client
株式会社資生堂

Production
株式会社ワントゥーテン

Design Direction
SHISEIDOクリエイティブ本部

Creative Director / Producer
丸山 研司(SPECIAL REQUEST)

Planner
古屋 成民(1-10), 武市 美穂(1-10),村井 佑己子(1-10)

Project Manager
森 江里香(1-10), 稲垣 雄史(1-10)

Director
矢吹 誠(TANGRAM)

Art Director
YOSHIROTTEN(YAR)

Designer
YAR

Technical Director
長谷川 洵希(1-10)

Motion Designer
川村 崇(1-10), 綿貫 岳海(1-10)

Installation Engineerr
長谷川 洵希(1-10), 綿貫 岳海(1-10)

Music
小野寺 唯


▼MAKING MOVIE

Cinematographer
和野花

Editor
市原 賢治

Music
小野寺 唯


※この作品は弊社代表 丸山の1-10所属時の実績です

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